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「まだ食べられるのに棄てられてしまう…この食べ物、困っている人に届けられないの?」。誰もが、一度は考えた事のあるテーマなのではないかと思います。『スタンバイ』は、規格外食材を積極的に用い、栄養いっぱいのスープを作ります。そして、あなたがこのスープを買って食べると、全く同じスープが困窮家庭に届けられます。
今までに無かった、日本国内でのワンバイワンのチャリティーレトルト事業。この温かな美味しさを、ぜひあなたも確かめてください。

「規格外の食材って?」

「規格外食材?それ、食べても大丈夫?」

日本は食品衛生に厳しい国です。多くの方が、徹底された規格の食べ物を求めておられます。しかしその裏で、夥しい量の『まだ安全に食べられる食品』が廃棄されています。その量、推定522万トン以上(政府発表2020年度推計値)。

私たちは上記の食品全てを掬い上げる事はできません。しかし、安全な食材として使いやすい、『不揃い野菜』や、『お店が予備として調達しておいた野菜』を使わせて頂く事から、事業をスタートします。魚や肉の活用も視野に入れておりますので、もし余らせている方がおられましたら、ご連絡ください。

「規格外を使うのに、なぜ500円もするの?」

500円という価格設定を公開した時、「高めだよね。普段は買えないよ。」というお声を頂きました。なぜ500円なのか。

第一に、『チャリティースープスタンバイ』は、買い手の皆様に、社会貢献に参加して頂く事業です。1パックが売れると、全く同じ1パックが、経済的にお困りの方や、子どもたちに渡る仕組みです。「返礼品のある募金」とお考え頂くのが自然かもしれません。
第二に、仕入れが無料や割安でも、そのマネジメントには、膨大な時間と手間と工夫がかけられています。

「食材が傷む前に引き受けに行く」
「保冷室に収まり切れない食材を、大至急調理して製品化する」
「急に沢山の食材が来ても、ある程度のレベルの食味にするための開発」…

もちろん全ての工程に、人件費や運搬費、電気代や賃料がかかります。余剰食材を美味しく仕立てるためには、調味料や他食材を購入しなくてはいけません。どの部分も欠かす事のできない工程です。

『スタンバイ』を500円で購入して頂けたら、廃棄されていたかもしれない食材を街に行き渡らせる事業を、私たちは頑張って続ける事ができます。

「困っている人に、スタンバイをどう届けるの?」

『スタンバイ』の企画者であるNPOシェア・マインドは、2015年11月から、日本国内の困窮者支援活動を開始しました。現在は東京都府中市を中心に活動しています。これまでの活動の中で連携を取ってきた市町村、社会福祉協議会、フードバンク団体、子ども食堂の皆さんへ『スタンバイ』をシェアする事で、食料支援を行います。
また、市町村の福祉課と連携し、お困りの方への直接支援を行っています。